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2016.02.16 (Tue)

最近のわがや映画まわり

 今年は去年より映画館に観にいけたらいいなあ、なんてことを毎年年頭には思うわけですが、忙しいのにこじつけてなかなか出かけないのも毎度のこと。そんなぐうたらな言い訳の上塗りじゃないけど、理由としては観たい映画というか映画館が減ってることもあると思う。

 まず三茶では見逃してた大作系もミニシアター系もまかなえる2本立ての名画座2館が相次いで閉館してしまったことで、時間のある休日やら帰りがけに映画館にちゃちゃっと寄ってくことが消滅してしまった。これものすごい大打撃。いくらそれ系の映画をかけている下高井戸が近いといっても電車に乗る手間だったり、くわえて時間代わりでいろいろみられるのはいいけど1作品を1日1回1〜2週間上映ってそこに自分の予定をわざわざ合わせるのってあんまり手軽ではない。劇場さんの頑張りは十分わかるけど、頑張れない利用者じゃなくてスミマセン、って感じ。
 あと、ここ数年で劇場数が激減している渋谷で上映されてるラインナップがあまり魅力的でない。今年に入って閉館したライズにしたって後期はお世辞にもいいラインナップではなかったのであってもなくても変わりないって気がしないでもないが(自分にしてはものすごく乱暴で愛のない物言いですけども)、まず渋東シネタワーなんていつの間に邦画やら吹き替え版やらお子チャマ向け中心の劇場になったわけ? いくらできたばかりの新宿に重き置いてるにしたって、せめて日劇やスカラ/みゆき系の作品はいれてほしいよねえ。ジョブスの映画もきてないし『キャロル』だって渋谷じゃよそでやってるし、なんなのこの捨てられ加減って思うんですけど、そんなに普段の客入り悪いわけ?
 でもってほかの小さな劇場にしてもいろいろ工夫して上映してくれるんだろうとはおもうけど、正直立地や場内の雰囲気が苦手だったり(スミマセン)、ぼやぼやしているうちに上映時間限定のスケジュール組まれてしまうので、その結果やっぱり渋谷以外のシネコン系の劇場に行っちゃうし、そういう劇場でかかっている映画を優先して選んでしまってるのよね。ちょっと不本意ながら。

 そんなわけでこのところ出かける映画館といえばネットでチケットの買えるシネコン。お気に入りは電車乗ってそのまま表に出ることなくたどり着ける日本橋や反対方向でなんとなく空いてる感のある二子玉。あとは普通に六本木や有楽町銀座あたり。新宿はよほど気合いが入らないと行かない。
 出かけるのが面倒だったり出かけられないときには家でとり貯めた録画をみているんですけども、最近ちょこっと利用してみて「これテレビでみられたらいいのに」と思っていた密林プライムやらNETFILXやらhuluなんつうオンデマンド系の番組をテレビにコネクトするアダプターをゲットしたところ、HD画質の作品なら普通にきれいに映るのでますます出足が鈍りそう。

 音楽はAppleMusicに登録しておけば月額980円で新作は別にして聞きたいアルバムはほとんど網羅できるから、手元に持っておきたいアルバムはCD買うとしても、ツ●ヤのレンタルは(少なくともCDに関しては)まったく利用していないし(あちらも月額いくらで借り放題のようなサービスを店頭でも始めたみたいだけど)、加えてわが家はUSENもいまだにフル活用しているので、すでにほとんどあまり売上げに貢献していないリスナーに成り下がっているのだけれど、とうとう映画でもその傾向が見えてきたって感じだろか。
 便利といっちゃ便利なんだけど、どこか罪悪感を感じないでもない古い人間なのである。だったらもっとこまめに歩けよって自分でも思うんだけども。

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2015.03.24 (Tue)

「もぎりよ今夜も有難う」を読んだ

もぎりよ今夜も有難う (幻冬舎文庫)

 片桐はいりさんの「もぎりよ今夜も有難う」というエッセイを読んだ。キネマ旬報で連載されていたコラムとのことだけど、そういえばちらりと立ち読みで見かけたことあっただろうか。キネ旬って久しく読んでないからなあ。
それはともかく、
 片桐さんが銀座文化劇場(現シネスイッチ銀座)で「もぎり嬢」としてお仕事をしていたのは高校卒業後から7年間とのことだそうだけれど、その後期のたぶん2年ぐらいかぶってわたしも渋谷の映画館でもぎり/テケツ嬢としてバイトをしていた。80年代中〜後期のミニシアターブームの最中、バイトの時給は最先端のおされな劇場といわれた元バイト先でもやっぱり信じられないぐらい安かったけれども、そのぶん社員の人々に招待券をもらってあちこち都内の劇場通いをさせてもらえた。そうやってみせてもらった映画体験は今の自分の大事な財産と言っていい。
 社員さんが各劇場と毎月交換してる招待券は渋谷地区はもちろん新宿・池袋に吉祥寺のバウスや六本木のシネヴィヴァンや俳優座シネマテンなどなどもあって、月半ばぐらいにはどーんと放出してくれるのでみんなで分け合ったものだった。銀座の劇場の招待券は(というか東宝系劇場の招待券は)はなかなか貴重だったしバイト間の争奪戦も激しかったけど、ハリウッドクラシックなんかの旧作特集をやっていた「銀文」のチケットは比較的競争率が低かったので、しょっちゅうもらっては観にでかけた。もしかしたら片桐さんにもぎってもらったこともあったのかもしれないね。
 片桐さんほど筋金入りの映画ファンでもなく劇場通い歴もない自分だけど(なんといってもテアトル東京や旧日劇や丸ピカに足を踏み入れたことがないんで…)、あの頃の映画館の空気を思い出すようなエッセイをとってもおもしろく、そして懐かしく読んだ。

 ちょうど読み終わった翌日に発表された日劇とシャンテの閉館のニュース。日劇だけはどんなことがあっても死守するはずって数ヶ月前に誰かから聞いた気がするけれど、まさかのそんなことになるなんて正直今でも信じられなかったりする。今に始まったわけではないし80年代の頃から映画本体もそのまわりも様変わりはしているとはいえ、ターミナルの映画館がシネコンばかりになるのは本当に寂しすぎると思う。片桐さんはどう思っているかしら…。

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19:14  |  ヒビつらつら  |  コメント(0)

2015.02.16 (Mon)

マイケル・ガンボンの引退宣言

 先日マイケル・ガンボンが舞台俳優としての活動を引退するという発言をしたのだとか。
『ハリポタ』ダンブルドア役マイケル・ガンボン、舞台俳優を引退
 ガンボンさんといえばわたしには忘れがたい強烈な印象で残ってるのはピーター・グリーナウェイの『コックと泥棒、その妻と愛人』の泥棒役なんだけど、だからハリポタの校長先生役なんてかえってイメージギャップというか驚いたものだった。舞台には登らずとも映画での活動は続けてくれるんだろうなと思うけれど、このニュースを読んだときにふと思いだしたのは仲代達矢さんのこと。
 丁度いま、ドキュメンタリー『仲代達矢 役者を生きる』も公開されているし、去年シアタートラムで公演のあった、老齢となった名優リチャード・バリモアを描いた舞台『バリモア』も記憶に新しいけれど、仲代さんも自宅のあちこちに台詞を書いた紙を貼り付けたり台本の台詞を覚えようと奮闘していた様子を以前NHKのドキュメンタリー番組でみたことを思いだした。誰にでも等しくやってくる老いだけど、それぞれ程度の差はあれど体が資本の人々には死活問題だよね。生涯それで食っていくっていうこと、生涯現役ってすごいことだよなと改めて思う。
 ガンボンさんも多少活動域は狭くなるのかもしれないけれど、まだまだ現役で元気なところを見せてほしいよ。もちろん仲代さんもだけど。

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2015.02.08 (Sun)

今週のつぶやき231

 盛岡から戻ってひとまず日常に戻ったものの職場の嵐の前の静けさ状態は相変わらずで、ネットをうろうろしたりあれこれ見聞きすれば気が滅入ったり、かといってあえて何も考えないようにするのも何か違うと思ったりまた悶々としてしまうのも精神的に不健康なので、久しぶりに気合いを入れてほぼ毎日映画館に出かけておりました。
 ここ数ヶ月はほとんど劇場通いをしていなかったので、見逃したものももう考えるだけムナシイほどに溜まりに溜まっている体たらく。今週いっぱいで終わっちゃうからーとかいちいち順番考えていると、最低限観たかったものに到達できないのも困るので、これはというものからまず観る。それでもいっぱいありすぎるのだけど。だけど、最近は東京でも公開1,2週目を過ぎると1日に2回ぐらいに上映回数を削ってほか作品と組み合わせて回しているミニシネコン形式みたいな上映形態の劇場が多いので、スケジュール組がシンドイ。なんでこんなことになっちゃったのか…。
 そりゃ入らない映画を3週4週なんもせずかけっぱなしにしたって採算とれないという考え方もあるのだろうけれど、ある程度従来通りいつ行っても観られるぐらいのくくりにしておかないと弊害被ってるお客だっていると思うのだが。どっちにしてもビミョウだと思うけれど、1日のうちこの時間しでしか観られないのかーみたいな時間の遣り繰りをいちいち考えるのが面倒くさいと思うしそこまで拘束されたくない。それってわたしがあれこれたくさん観たいと思うからで、世の中のフツーのペース(というのがどのくらいかは自分には分からないけど)で映画館に出かける人は別に苦でもなんでもないのかしら。でも、もうちょっと気軽に観られたらいいのに。フィルムセンターみたいな所でそういう上映組なのはしょうがないとしても、普通のロードショー劇場までそんなタイムテーブルくまなくたっていいだろうにと思うけどね。

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12:56  |  ヒビつらつら  |  コメント(0)

2015.01.13 (Tue)

新春のドカ買い

 今年は買い物を控えめに「減」とかいってみたもののあえなく挫折。これでもう、これでもう、といいつつ今年も散財に走るか、ダメなやつ。とはいっても、とりあえず満足な趣味的買い物はできたと思うのでのっけちゃうもんね。

Kagemusha - The Criterion Collection (影武者 クライテリオン版 Blu-ray 北米版)


CRITERION COLLECTION: VENGEANCE IS MINE

まだちゃんと見てないんですけれど、クライテリオンのブルーレイ2枚はウワサ通りの高画質。ほんと、これなら国内版よりグレード高いのではないかしら。黒澤は最初に買うとしたならこれだろうとずっと思っていた『影武者』と、これをカートに入れてる人にはとお勧めされた『復讐するは我にあり』。両方とも満足。特典映像とブックレットにも期待してます。英語字幕がどうなってるのかも興味あるしね。

クインテット [DVD]

ながらくカートに入れておいたアルトマンの『クインテット』(DVD)。未見だったのでこれまたとても楽しみ。

Duets

CDはリンダの新旧デュエット曲のベスト。これは今朝聴いてきたのだけどとっても満足な1枚。

Shang-a-Lang: Life as an International Pop Idol

洋書。これはやっぱりお勧めされてついついポチってしまったBCRレスリーの自伝。まだ届いてないのですが密林評の読者さんの間では読み進めるのが手強そうだとか? ちょっと期待しちゃおう。

 そのほかのブツ国内書籍編では池澤夏樹さんの日本文学全集は、その後世界文学のほうも地道に買い足していることからやっぱりそろえておきたいなと思い「中上健次」さんを、あとは古本で出ていた林真理子の『白蓮れんれん』やら、なんと新刊で『33年後のなんとなく、クリスタル』まで入手してしまった……
 林真理子氏も田中康夫氏も(…なんか世代が色濃すぎるなー)どちらも人も苦手な人々で、その昔に友人から借りて「ルンルン」やら「なんクリ」著書を読んだときには正直どこがいいのか全く分からなかったし、都会の大人に憧れるとかそういうのよりもいけ好かない大人だわって思ったものだったけど、今読んだらどうなんだろうと思って。読んで報告できるような感想を抱けたらここでしてみます。

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2014.03.23 (Sun)

のほほん日曜

 宣言どうり本日ものんびり掃除洗濯の日曜日。やっぱキリキリしてないと血圧もすぐ反応するようで、先週までからがくんと下がりました。
 血圧は留守中以外はほとんど毎日測ってるよ。血圧計なんてそれまで温泉行った時しか使ったことなかったし、そもそも昔は平均80-60とかちょー低血圧だった自分。それが数年前の健康診断で看護婦さんをギャッと言わせてなんども測りなおされて以来、それまでだったら温泉入った後に記録してたような数値がフツーにでるようになっていた。運動不足やらストレスやらいろいろ考えられる原因はぼろぼろあったけど、それでもこの年で薬の世話にはぜったいなりたくなかったから、ババくさいとかなりふり構ってるどころでなく、コンビニじゃ人目をはばかることなく胡麻麦茶を買い込み、ゴーヤサプリ飲んだり、グレープフルーツとか嫌いだったセロリやらも食べるようになって、ついでに血圧計も買い込んだ次第。運動量はあいかわらず多くないのでともかく、季節によっても多少変動あるけど、やっぱり仕事でぱっつんぱっつんのときと終わったあとじゃ数字全然違うんだよね。とりあえず秋繁忙期の担当を若者に代わってもらったのは、これ以上やってたら多分やばいと思ったのも一因だったりもする。そんな感じでもうちょっと自己管理の必要はあるんだけれども、のんびりしてるぶんにはそれで何の問題もないのだけど、穏やかな日常が一番のおくすり。

 今日は録画しておいたオスカーWOWOW版をBSでやらなかったところを中心にとびとびで鑑賞。あのスター集合写真やらピザのくだりをこういうことだったのかーとようやく納得。でもってベット・ミドラーの歌ではぼろぼろ泣けた。受賞者のスピーチもみんなよかったし、なによりとっぴなドレスのスターが珍しくほとんどいなかったような。ノミニーでけでなくプレゼンターで出てきた女優さんたちもみんなきれいだったよね。特に見とれたのはシャーリーズ・セロンとケイト・ブランシェット。あと、スピーチしてるソレンティーノのうしろでずっとにこにこしてるトニさんが個人的にはうれしかったな。

 あとは掃除しながら例のフラッグの制裁による無観客試合もみた。たしかに練習試合みたいというか海外でやってる国際大会とかの予選で当該国じゃない同士がやってる試合のようでなんか奇妙な感じではあったけど、ピッチやら指示出しの監督の声がよく聞こえてたってことではなかなか興味深くみれたけれど、でも試合している選手たちにしてみれば変に部外者からの注目が集まる事態も含めてかなりやりにくかったでしょうね。
 今回のことが起きたのと前後して、アンネの日記を破いた人物拘束のことがあったからか、そのことと同列であれこれ書いてる輩のコメントがFbでお付き合いしている方のところにあったり、はては旗を貼り付けた人物をフーリガンと一緒にしてる風の人もいたり、なんか勘違いしてない?と思うことが多々あった。ことを引き起こしたヤツがどうしようもない馬鹿者だってことには間違いないけれど。

そんなこんなでテレビ漬けだった日曜でした。

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22:48  |  ヒビつらつら  |  コメント(0)

2014.02.03 (Mon)

今週のつぶやき186

もう2月で本日は立春。まさに暖かい1日ではあったけど、明日の予報は雪だって。今度は当たるかしらん。
いきなり番号が飛んじゃってますが、年あけてからこれまでの週末のツブヤキ数を通算してみたらこんな数だったので、今月からこのように通算のみでまとめます。

 しかし、それにしても
 朝最初に目にしたホフマンくんの訃報には愕然とした。驚きはなかった、といえば失礼かもしれないけれど、もしかしたらこんな日が来るんじゃないかと思ったことは1度や2度ではなかった気がする。なんか、そんなに強そうに見えなかったのだよね、昔から。『今を生きる』の小僧くんらの一員だった彼が成長して『ハピネス』『フローレス』『マグノリア』あたりの時代、たぶん人との巡り合わせもよかったんだろうとも思うけれど、どんどん演技派らしい存在になっていって、彼が演じてる役ならハズレなしみたいな何かを持ってる役者さんになっていったホフマンくん。だけど、なんか大丈夫だろうかって常に思って見ていた気がする。『カポーティ』でオスカー俳優となってからもなんとなくそんな風に思っていた。きっと優しい子、真面目な子だったんじゃないかと思う。もっと彼の芝居が見たかった、本当に。ひたすら残念でたまらないです。

**

節分&あまりの暖かさに「立春」なんて書いていましたが
ホントの立春はこの翌日4日でした。失礼。
そして東京は午後から予報どおりの本格的な雪降りとなりました。
夜までにはやんでしまったけれど。

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19:29  |  music  |  コメント(0)

2012.02.04 (Sat)

なかま

ベン・ギャザラが3日、ニューヨークで亡くなった。享年81歳。
奇しくも盟友ジョン・カサヴェテスが亡くなったのも89年の2月3日だ。
昨年6月にピーター・フォークの訃報を聞いたとき、ベニーはどうしてるだろう、って思った。
だけど、まさか本当に後を追うようにいってしまうなんて思いもよらなかった。
ピーターの自伝ではジョンのことに触れた章の中でこんな一節があった。

僕らは偉大な俳優たちが君臨した1940年代に青春を過ごした同士。クラーク・ゲーブル、スペンサー・トレイシー、タイロン・パワー……。みんな今ごろは天国で夢の共演を果たしてることだろう。


きっとそんな名優たちに混じって、ジョンもピーターも喜んでベニーを迎えるという、ステキなリユニオンを果たしてるんじゃないだろうか。

Husbands_poster.jpg

さようなら、イカした仲間たち

・NY Daily News - Ben Gazzara, a tough-guy character actor, dead at 81

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17:11  |  flicks  |  コメント(0)

2012.01.21 (Sat)

今週のつぶやき49

 あいかわらず今年の初映画は行っていませんが、こんなのを見つけた。

Prada's Hollywood Models

かっちょいー。
バックでアレンジして一部使われてたのはマイケル・ナイマンの『コックと泥棒、その妻と愛人』のあれですけども、モデルの一人にティム・ロスが入ってるのもあながち偶然ではない? ティム・ロスとゲイリーといえば『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』ですね。どちらも個人的には非常に忘れがたい好きな映画。

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2011.03.24 (Thu)

絶世の美女

ELIZABETH TAYLOR 8x10 B&W PHOTO

 今どき「絶世の美女」といったらば誰になるんだろう。きれいな女優さんはたくさんいるけれど、いろいろ多様化もしてるし(?)その言葉自体が死語になりつつあるような感じなんだろうか。
 子どもの頃、うちのおばあちゃんは絶世の美女といえばエリザベス・テイラーだとよく言っていた。おそらく映画、まして洋画なんて映画館で観たことなんてなかっただろうけれど、美女、しかもこの世にまたとない美女の中の美女として小さな田舎の駄菓子屋さんでアンコ玉を練っていたおばあちゃんにもそのようにすり込まれていたのだ。おそるべし、リズ。
 …なんだか話が続かなくなってしまったけれど、エリザベス・テイラーは離婚が何回みたいなゴシップこそリアルタイム6,7回目ぐらいから知っているけれど、自分も映画館で作品を観たことがない。ビデオでも『若草物語』『陽のあたる場所』『熱いトタン屋根の猫』『ジャイアンツ』『クレオパトラ』ぐらいしか観ていない。ダメである。
 そのかわり生エリザベス・テイラーは見たことがある。92年にロンドン、ウェンブリーでフレディ・マーキュリーの追悼ライブがあった際、ステージからAIDS予防を呼びかけたリズだったけど、その楽屋入りというかスタジアムにやってきたところを比較的至近距離でばっちり目撃したのだった。車の中のリズは作り物みたいにきれいなマダムだった。うわーホントにああいう顔してるんだなーと妙に感激して、その場に一緒にいた友人とすごいものみちゃったねーみたいな話をしたっけ。
 盛岡に帰ったときに本物のエリザベス・テイラーを見たと言ったらば、若い頃に映画によくでかけていたらしいうちの母はすごく興奮していた。で、「ジミーは見たか?」と。ジミーって…ジェームズ・ディーンのことか??悪いけどワタシの産まれるとっくの昔に天上の人になってんじゃん、といったらば「あっそうか」。もしかしてその封切り時すでにジミーが故人だったことを知らずに観てたのか、うちの母?困ったね。

リズも今ごろジミーはじめ数々の銀幕のスタアと再会していることでしょう。
ご冥福をお祈りします。

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