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2015.05.18 (Mon)

今週のつぶやき243

 最近少し通常モードに戻ってきたので、隙を見計らって歌舞伎座と国立博物館に出かけました。

 先日歌舞伎ネタの仕事をやっていたのもあって、何か観に行きたいなあと思っていたんだけれど、ちょうど今月は團菊祭。菊之助くんの出し物も新聞に寄れば評判よいし、どれも結構よさそうな出し物だったので久々昼夜出かけてきました。
 今回昼の部の2本、「摂州合邦辻」「天一坊大岡政談」は菊之助くんの女形も小悪党ぶりも十分堪能できるプログラムで好評も十分に納得。夜の部の3本のうち「丸橋忠弥」「め組の喧嘩」は何度か前もみたことがあると思うのだけど初見の「蛇柳」も含めどれも立ち回り&大人数でうわーみたいな派手というかわいわい賑やかな演目で楽しかったですね。個人的にはずいぶん久しぶりに松緑くんを見たんだけれど、前は声はりあげるばっかりで台詞棒読み風とかどうなんだろ?と思っていたのだけれど、なんだかとても上手になっていて失礼ながらビックリ。酔っぱらい忠弥の役どころも決まってたし、すごくいいなと思いましたねー。
 やっぱり菊之助・海老蔵・松緑の3人って若い頃からある程度段階をおって見てこられた役者さんなのでそれぞれ成長ぶりが分かるというか、それはうれしいなあと思うんだけど、そうすると今回むむむ…と思ったのは海老蔵くんだろか。でも、朝日の歌舞伎評で叩かれてるほど悪くはなかったと思うぞ。台詞の節回しとか好みもあるだろうし(わたしもそんなに上手だとは思ってないけども)ある程度の批判はあったほうが本人のためになるとは思うけど、あの欄の担当者は毎度毎度のことだけど海老蔵くんにカラすぎると思うわ、まじで。でもまあ、そこにいるだけで華のある役者さんだからいいんですけども、ブログアップもほどほどに(…)文句の付け所のない役者さん目指して精進してほしいっすね。

 国立博物館は平成館の鳥獣戯画展へ。いや、混雑は覚悟していたんですけれど…激っ混みすぎ!!金曜の夕方で、夜も時間延長でやってるからまだマシだろうと出かけたのだけど、外にできてた列は意外と早めに進んだので(とはいえ1時間以上は待ったはず)これは中もいける?と期待したんだけど全く甘かった。。。「鳥獣戯画」といって真っ先に頭に浮かぶウサギ、カエル&サルの場面を描いた「甲巻」を見るための列というのが中にできていて、これがもう展示スペースぐるっぐる巻きの壮絶な大行列で並んだ時間はそこだけで軽く2時間越え…ものにたどり着いたときには疲労困憊でした。展示は巻物の前後半に別れていて、作品の品質保持のために半分ずつ公開されているのだけれど、こんなにならぶんなら後半なんか見にこなくていいーっっ!てマジで思ったもの。
 でもね、かわいいんですよ、やっぱり本物って。メチャクチャ疲れてても、今にも動き出しそうなウサギちゃんやらちょこちょこっとしたイラスト、といったらあれだけどさらりと描かれた墨絵の背景やら小さな物見てるだけでなんだか自然と笑顔になっちゃうのよね。なんだか最近こんなのが続いてますけども、そんなトータル4時間近くもかけて並んで見てそんな甲斐があったかといえば…やっぱり見てよかったとは思いましたよ。あの時は後半なんてもうぜーったい見ないと思ったけど、やっぱりカエルとウサギのお相撲場面はみておきたいよなあ…なんて思い始めてるこの頃。なんて言ってるうちに、また会期終了が迫ってエライ目に遭いそうな気もしてきた。

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 鳥獣戯画のある(今はオリジナルは京都と東京の博物館で保存)高山寺にある子犬の彫り物のレプリカ。本物も来てるんだけど、レプリカちゃんも十分かわゆいのです。

タグ : 美術館/博物館 歌舞伎

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2015.02.22 (Sun)

今週のつぶやき233

板東三津五郎さんが亡くなった。
昨年闘病から復帰して、また休業が発表されたときには
それでも回復してくれるだろうと思っていたのに。
あまりにも早い旅立ちがとても残念です。
それにしても不幸が続きすぎるよ、歌舞伎界。
ここまで続くと、ホントにお祓いしてもらった方が
いいんじゃないかと思うよね。
もう看板役者さんたちの訃報は聞きたくない。

三津五郎さんのご冥福を心からお祈りします。

タグ : 歌舞伎

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2013.04.28 (Sun)

歌舞伎座へ

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 新生歌舞伎座に出かけてきました。外観の全景が徐々に見えてきた頃、前の建物の雰囲気まんまなのがうれしく思ったのですけれど、今日は中に足を踏み入れてやっぱり変わらない佇まいに安心。あのほのかな酢飯っぽい香ほりはもうしなかったけど、真新しい建物の匂いにふかふかの絨毯が気持ちよかったです。

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2階から見下ろす吹き抜けも懐かしく

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 客席ぐるり取り巻くぼんぼり提灯の佇まいも同じ。でも舞台やら客席はかなり広さを感じますね。で、ありがたいことに座席前後の間隔も。足だって楽に組めます^^。

 この日観たのは1部の出し物。出だしは籐十郎さんのおめでたい鶴の舞。前の歌舞伎座のさよなら公演で自分が最後に観たのは籐十郎さんの「藤娘」でした(1→3→2と観た2部の最後の出し物)。それもあって余計に感慨深いのもあったのかも。花道の最後のきめ、というか、ため、というか四方のお客を見やるお姿にじーんと来た。
 2番目は昨年亡くなった勘三郎さんに捧げると副題がついた「お祭り」。中村屋さん関係勢揃いのにぎやかな舞台。小山三さんもお元気そうでした。で、ぞろりとそろったところで「あのふたりはどこだね?」の声で登場するのが勘九郎くん七之助くんと、ふたりに手を引かれて出てきたのが七緒八ちゃん。2歳ぐらい?まだそこまでいってない?とにかくちっちゃすぎてかわいい〜ともうそれだけで場内大盛り上がり。役者さんたちが踊ってる後ろでちょこんと座って大人しくしてると思いきや、同じように扇広げたりポーズしたり遊んでるのやらまねしてるのやら。その度にお客さんがどっと沸くのでまあ前で踊ってる役者さんはやりにくかったかも?やっぱ子どもと犬には適いませんねえ。
 3番目は「熊谷陣屋」。吉右衛門さん、玉三郎さん、仁左衛門さん、歌六さん、菊之助くんというこれまた豪華な役者さんのぐっと重厚な首実検もの。たぶんこの出し物を前に観たときは「直実」を幸四郎さんで観てるような記憶があるのだけど(…別の首実検物かも、と思ったら3年前の公演で同じく吉右衛門さんでした)今日の吉右衛門さんはなんか力はいってるなあと思ったら、帰り際に「今日の吉右衛門さんは気合いが入ってましたねー」なんてことを話してるお客さんがいました。やっぱ千秋楽だったからかな。それとも、やっぱりさよなら公演から時を3年経てまた同じ役で同じ場所に帰ってきた感慨みたいなのもあったのかもしれませんね。
 というわけで、三者三様の出し物をじっくり楽しめた約3時間でした。2部や3部の出し物も観たかったけど、まだまだ公演は続くしそれなりの資金がね………ともかく、なにより
おかえり、歌舞伎座!

 楽日の特典なのかな、「お祭り」のあとの休憩時間にロビーに出たらこんなのがありました。
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勘三郎さんの振る舞い酒ならぬ振る舞いワイン。
そばにあったメッセージによると「十八世中村勘三郎に捧ぐと名打って上演した「お祭り」が無事千穐楽を向かえたことを祝しての御礼ワイン」で「感謝の意の込められた盃を受けて頂ければ幸いに存じます」とのこと。遠慮なくいただいちゃったところ、すっきりした飲み口のおいしい白でしたよ。

タグ : 観た 歌舞伎

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2013.02.04 (Mon)

今週のつぶやき90

団十郎さんが亡くなってしまった。
いくら大病されたあととはいえ立派に復帰されて、
休演とはいっても元気だと思っていたのに。
あまりに突然の訃報はショックです。
富十郎さん、芝翫さん、 勘三郎さん、そして団十郎さん(雀右衛門さんもだ…)。
もうすぐ新歌舞伎座オープンだというのに本当に残念でたまりません。

タグ : 歌舞伎

14:29  |  ヒビつらつら  |  コメント(0)

2011.03.09 (Wed)

観劇2つ

 今更ながら1月2月に出かけた山海塾と歌舞伎のネタをとりだしてみたものの、すでに半分ぐらい忘れてる気がするもーろーとしたワタシ。

 2年に1作のペースで新作を発表している山海塾。今年の舞台は新作の『から・み』と前作『とばり』でした。
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 「から・み」のポスターってこれまでとは違って背景に森の中のような写真が使われていて、天児さんがそこをさまよっているようでもあるのだけれど、舞台は何枚かのアクリルプレートに描かれたインクの流れのようなものが葉脈のようでもあり血管のようでもあり、細胞というか人の発生というか生命体の流れのようなものが感じられまた。公演後のポストトークでは「とばり」のユニバーサル的空間とは対照的なミニマムな世界を表したというようなことを話されていたけれど、そんな息吹を感じさせるような。
 前回見逃していた「とばり」のほうは、まず舞台装置からしてきれい。
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 黒い楕円形の部分が本番になると銀河にちりばめられた星のようにキラキラと光ってそこを中心に展開するのだけれど、それこそその空間をゆるりと漂うような舞踏手の様は息することも瞬きすることも忘れるほど美しい舞台でした。
また観たいな。
 そういえば今回、ロビーに展示されていた「金柑少年」のポスターで……
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 日付は79年11月29日。わー自分がまだ盛岡にいた頃ですよ。教育会館に来てたんだーと驚いた。その頃舞台を観ていたら、うら若き乙女なワタシの人生絶対変わっていたような気がする…。

 山海塾のあとに観たのは旧セゾン劇場ことル・テアトル銀座で花形歌舞伎の『女殺油地獄』
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 これまで観たことのなかった演目で、妙になまめかしい蜷川実花が撮ったポスターも印象的だったので出かけてみたのだけれど、染五郎扮するしょうもないダメ・ボンボン与五郎のボンぶりが一転して凶行に走るくだりの鬼気迫った芝居がすごく上手だった。これ、もう一度上演される機会あったら、また観たいです。
 さて歌舞伎座工事中の間は演舞場のほかこういった普通の劇場でも歌舞伎が上演されてますけども花道はどうなってるんだろうというと、セゾン劇場の場合には下手というか、舞台向かって左手の客席壁際に作られてました。
1103093 こんな感じ。
 花道片側からしか観られないのはちょっとサミシイ?


タグ : 歌舞伎 舞台/ミュージカルなど

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2010.04.08 (Thu)

なんとなくどよん

 なんとなく更新が億劫になってるこのごろ。かといってつぶやきまくってるわけでもなく…まくるならブログにまとめて書きたい派、かといって仕事が忙しいわけでもなくただ単にだらだらしたいだけ。
 久しぶりに会った知人とお昼。あいかわらずその手の事情通で話のネタが豊富なかたではあるのだけれど、聞いていてつらいところもないわけじゃないので、酒飲みより昼の時間帯に会って正解だよなとか半分ぼーっと思ったりする失礼な自分であった。本人しゃべりたいのもわかるんだけども。

 昨日はおとといの晩に急きょ取れた歌舞伎座の夜の回にでかけて贅沢な配役を堪能。母子ものの先代萩はお話もよいのだけど子役ちゃんたちがすごくかわいい。総大物役者ぞろいの助六はまーすごい。で、途中の股くぐりで登場の勘三郎さんの芝居というよりほとんどアドリブには場内爆笑でした。
 花道の上と舞台とのやり取りやら花道での踊りも多いゆえ、この日の下手の二階の後方からだとあんまりよく見えないけれどこれが演舞場だったらモニターで映るんだよなーとふと思ったり。立て替えたら歌舞伎座でもどこの席からでも見えるようになるのかな。なんか歌舞伎座っぽくないかも(?)。
 お客はめちゃ入ってたけど、次から次へといろんな人が出てきて決めてるのに大向さんの掛け声そんなに多くはとんでなかったですね。なんか調子があれれって感じだった。初日の1部とかすごかったけど、平日だからかな。

タグ : 観た 歌舞伎

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2010.04.02 (Fri)

さようなら、さようなら




 いよいよ今月いっぱいで建て替えのため閉館になる歌舞伎座。本当の名残惜しいファイナルランの始まり。
今日出かけたのは一部。一幕目からして三津五郎、芝雀、染五郎、海老蔵、菊之助、松禄、時蔵、勘太郎、七之助、獅童と超豪華。あとからでてくる三津五郎さんと芝雀さんのぞく全員があたまっからしてせりから上がってきたときにはうおーーー!!って感じでした。というか、出だしのまだ幕が閉まってる状態で三味線とお歌のお二方が出てきて、客席に向かってべべんとはじめたときから、なんか違うよやっぱり、と思ったなあ(二幕目でもでてきてた)。そんな風に演奏の方が前に出てくるのってわたしが観たことなかったからかもしれないけれど。二幕目の熊谷陣屋は吉右衛門さん藤十郎さん富十郎さんで、ぐっと話にのめりこみ、三幕目、勘三郎さん一家の連獅子はもう立ち上がってブラボー!ものの圧巻でした。やっぱり役者さんも気合が入ってるんだろうなあと感じます。
 再来週は二部にいけるんだけど、三部もチケット、もしとれたらみたいなあ。

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2009.01.03 (Sat)

初春の歌舞伎座

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壽新春大歌舞伎に出かけました。
 昨年秋に建替えが発表されて、今月から来年2010年4月まではさよなら公演が続く歌舞伎座。耐震であったり今どきのお客仕様であったり使い勝手の問題ということで、建替えはしかたがないのかもしれないけれど…。事実インターナショナルサイズの自分が3等席なんかで鑑賞するときは通路側でないと座席前後の間隔とかつらかったりするけれど、それも全部ひっくるめて歌舞伎座という特殊な空間で歌舞伎を見るという特別な時間だったように思ったり。古き良き形を残す今の劇場がなくなってしまうのはすごくさみしいことだけれど、それはわたしなんかよりずっとそう言う思いを抱いている人は多いんだろうし。味気ないビルになってしまうのはいやだなあ。
 今回の昼の部の出し物はお正月の定番・三番叟に俊寛、十六夜心中に鷺娘。有名人気プログラムとはいえ、お正月向けのおめでたプロというよりなんかダークな気も。ま、いっか。お正月から玉さまの鷺娘というため息でるほど至福の時間が過ごせたんだから。
終わりの日まであと何回ぐらい通えるかしらん。

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2008.05.25 (Sun)

四谷怪談にでかけた

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 ここ最近“和”のエンターテインメント系が続いていますが今日は久しぶりに歌舞伎ざんす。王道?四谷怪談-。わーい。歌舞伎版はずっとみたかったけどなかなかみる機会がなくて(……勘三郎さんのコクーン歌舞伎はいっつも売り切れだし)これまた今回初鑑賞。おもしろかった-! これぞけれんの原点!王道ですねー。吉右衛門さんの伊右衛門ドノのにくたらしいこと、福助さんのお岩さん、お薬の飲む場面はひっぱりすぎというか早く飲めーとか思いましたが、あそこで引っ張るからその後の恨めしやも強烈なんでしょうねー。中川信夫の四谷怪談だとお岩さんと戸板にくくりつけられて流されるのはあの按摩さんだったような気がしますけど、福助さんの二役だとドロドロ~と化けて出る場面の早変わりも変わりやすいもんなーと感心。

01355be1.jpg出かけたのは演舞場ですが、やっぱりライトアップやらはこっちが好き。夜の歌舞伎座。

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2005.04.25 (Mon)

歌舞伎座・昼の部

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 楽日にようやく出かけてきました、4月の歌舞伎座・昼の部です。ホントはこの間の休みの日にチケット取ってあったのだけど大寝坊のせいでむだに(バカバカ)。今日は未練たらしく昨日の夜中にWEBをのぞいたら花道に近い二等席があったので思わず購入してしまいました。実は夜の部も空席マークがついていてよっしゃラッキー!と思ったら桟敷席…買えませんがな(TT)。
 出し物は「ひらかな盛衰記」「京鹿子娘道成寺」「与話情浮名横櫛」。「ひらかな~」では海老蔵くんが今までみたことがない感じのとほほ役。「娘道成寺」では団パパが去年の病気降板以来の歌舞伎座復帰。「与話~」では仁左衛門さんと勘三郎さんが舞台から降りて通路をぐるりと歩くサービスつき。と今月も楽しい舞台でした。来月も行けたら行きたいですけど、ジンガロもそろそろ終わるから行かないとなー。お金が…

***

 尼崎での電車の事故。数年前には日比谷線の事故もありましたが日頃電車で通勤/移動している身には本当に人ごととは思えないですよ。運転手が焦ってスピードを出しすぎていたとか石が線路に置いてあった可能性が云々という報道もありますが、利用しているこちらとしてはどうしようもできないことですもの。本当に恐ろしいことです。電車に乗るのが怖くなりますね。
事故に遭われた方には心からお見舞いを申し上げたいです。

タグ : 観た 歌舞伎

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