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おフレンチな雑談

 この前の記事で番狂わせもなかろう、なんてことを書いたらばハラヒレな結末ではありましたアカデミー賞ではありますがおフランスのほうではセザール賞の発表が行われていたんですね。ノミネートされていた作品ラインナップをみると…げげげ東京国際映画祭の去年のグランプリ『OSS 117 カイロ、スパイの巣窟』が主演男優賞と脚色賞に入ってる。オドロキ。

 さて賞のことはおいといて、自分の商売をしていると年に何度かフランス語を勉強しておきゃよかったと心底思うことがあります。どんな国の映画みていても上映用が無字幕であっても参考ビデオに英語字幕がついてりゃなんとかことは進みますが、時々フランス語字幕しかついていないものやらフランス映画のお仕事が回ってくると全くお手上げ。あまりのわからなさ&トホホ感に身体がかゆくなるほどっす。
 そりゃ昔はわたしだって人並みにベルバラにはまったり歴史に興味がなかったわけではないのだけれど、第2外国語でフランス語をお勉強しようと思ったことはなかったかも。なんでか。それはわたしは巻き舌が得意だったから。ってのはウソですけども、第2というと周囲の友だちはみんなフランス語専攻していた中で、それじゃツマらんとええかっこししてしまったのもあるし、やっぱニッポン人たるものかつての同盟国の言葉のほうがなじみがあるし(…といいつつもドイツ語もイタリア語もいくら?ぐらいの会話しかできませんが)、フランス語なんてわかんなくたって生きていけるわいと開き直ってみたり。だけどちょっとでもわかってたらもっと楽しいだろうなって想いが一番強い言葉は多分フランス語ではあります。

 個人的にかの国にはほとんどパリだけですけど2回ほど行ったことがあるのですが、最初はフランス人ってなんか冷たい人たちらしい、みたいなすり込み概念で大きく警戒していたものの人並みにステキな思い出もあるんです。それはパリは有名人の墓がいっぱいあるということで有名なペールラシェーズへジム・モリソンの墓参りに出かけた時のこと。雪の振った翌日の朝、メトロの出口から出て墓場への信号を渡ろうとふらふら歩いていたら横断中の道路の真ん中で雪に足を取られてコケかけたわたし。するとそこで信号待ちしていたトラックのあんちゃんがニコっと微笑みひとこと「アタンシオン、マドモアゼ~ル!」。「マドモアゼ~ル」ですよ、奥さんっ!! その音の響きに頬をぽっと赤らめ小声で「アリガト」とつぶやいたワタクシ。いじらしーっ(←大バカ)。その後国に帰ってきてから職場のみんなにあのねあのね…と言いふらしたのは言うまでもないんだけど「そういう時ってあんた、普通マダムっていうもんじゃないのー?きっとガキ扱いされたんだよーとさんざんバカにされましたが、でもなんか耳にうれしかったのよ~ぅ!って相当ばばあ?
そんな体験がバネになって学習意欲に反映されればよかったのに、と時々思い出してはやっぱり今日もため息をついてるトホホな自分なのよねん。ショボン。
とちっともおフレンチじゃない逃避中の馬鹿話。スミマセン。
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