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2010.06.06 (Sun)

日曜日

たまたま朝早く目覚めてしまったので休みの晴れ渡った朝だというのに職場に出かけて、とっとっと片付けてしまいたい仕事を終わらせて、気分よろしく夕飯支度の買い物までして帰宅したら、玄関まで来てカギを職場に忘れたことに気がついた。ショッキング…。買い物袋に生ものもあったしめちゃ暑い日だったのでどうしようかと迷うも、同居人は夜まで帰ってこない連絡が入ったので、傘立ての影に買い物グッズを隠してだらだらと職場に引き返す。しょんぼり。1時間ほどかけて往復してようやく家に入る。すっかり消耗してしまいました。とりあえず生ものが傷んだりしてなくてよかった。

 夕飯をつまみながら長谷川潾二郎をとりあげた日曜美術館を見て、そのあと先日HDDに録画しておいた辻井伸行くんの「展覧会の絵」の番組を見る。曲に取り組んだ理由を最初のうちはキーシンの弾く同曲に惹かれてと話していた彼が、やがて終盤、目の見えない自分が絵をモチーフとした大作に取り組むことで挑戦したかったと告白する場面にじーん。ちまたでは幼い頃に才能にきちんと気がついてのばしてあげる努力を惜しまなかったお母さまの手記も注目を集めているようですけれど、感性が豊かな表現者はそれと同じぐらい大きなイマジネーションを持ってるものなのだなあと感心する以前に、天才なのは間違いないだろうけれどそれはものすごい努力があってこそなのだよなと改めてすごい、と思った次第。すごいといえば、作品に対してまだ辻井くんが迷いを抱きながら演奏していた頃、ピアノを聴いてもらった諸先輩方が一聴しただけで「君は作品へのビジョンを本当にきちんと描けているの?」と鋭い突っ込みを入れていたところ。素人考えだとそこまでできただけでも賞賛できるものだと思うけど、プロたる音楽家として当然甘えを許さないというか、もちろん辻井くん本人だってそんなつもりは毛頭ないだろうし、的確なアドバイスだなあとこれも感心。それをうけて演奏旅行が始まってもまだずっと苦悩していた辻井くんがやがてそれを自分のものにしていく課程が非常に印象深かった番組でした。
 秋には「展覧会の絵」も含めたリサイタルツアーが日本でも行われるということで通しで聴いてみたいけれど、チケットは半端でなく取りにくいんでしょうね、、その頃にあわせてCDもでるようです。↓
展覧会の絵
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