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観劇2つ

 今更ながら1月2月に出かけた山海塾と歌舞伎のネタをとりだしてみたものの、すでに半分ぐらい忘れてる気がするもーろーとしたワタシ。

 2年に1作のペースで新作を発表している山海塾。今年の舞台は新作の『から・み』と前作『とばり』でした。
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 「から・み」のポスターってこれまでとは違って背景に森の中のような写真が使われていて、天児さんがそこをさまよっているようでもあるのだけれど、舞台は何枚かのアクリルプレートに描かれたインクの流れのようなものが葉脈のようでもあり血管のようでもあり、細胞というか人の発生というか生命体の流れのようなものが感じられまた。公演後のポストトークでは「とばり」のユニバーサル的空間とは対照的なミニマムな世界を表したというようなことを話されていたけれど、そんな息吹を感じさせるような。
 前回見逃していた「とばり」のほうは、まず舞台装置からしてきれい。
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 黒い楕円形の部分が本番になると銀河にちりばめられた星のようにキラキラと光ってそこを中心に展開するのだけれど、それこそその空間をゆるりと漂うような舞踏手の様は息することも瞬きすることも忘れるほど美しい舞台でした。
また観たいな。
 そういえば今回、ロビーに展示されていた「金柑少年」のポスターで……
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 日付は79年11月29日。わー自分がまだ盛岡にいた頃ですよ。教育会館に来てたんだーと驚いた。その頃舞台を観ていたら、うら若き乙女なワタシの人生絶対変わっていたような気がする…。

 山海塾のあとに観たのは旧セゾン劇場ことル・テアトル銀座で花形歌舞伎の『女殺油地獄』
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 これまで観たことのなかった演目で、妙になまめかしい蜷川実花が撮ったポスターも印象的だったので出かけてみたのだけれど、染五郎扮するしょうもないダメ・ボンボン与五郎のボンぶりが一転して凶行に走るくだりの鬼気迫った芝居がすごく上手だった。これ、もう一度上演される機会あったら、また観たいです。
 さて歌舞伎座工事中の間は演舞場のほかこういった普通の劇場でも歌舞伎が上演されてますけども花道はどうなってるんだろうというと、セゾン劇場の場合には下手というか、舞台向かって左手の客席壁際に作られてました。
1103093 こんな感じ。
 花道片側からしか観られないのはちょっとサミシイ?


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