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2015.01.16 (Fri)

『なんクリ』の再読

『なんとなく、クリスタル』を再読しました。
 前に読んだときよりは反感は持たなかったというか、あの特徴ともいうべき?240こ近い注釈つきの固有名詞も懐かしいというか、これ知ってるーまだあるのかなあみたいな回顧カタログみたいな感じで意外にすらすら読めた自分に驚いた。わたしも都会の女になったという事かしら(爆)。どっちかといえば、本編のストーリーよりも左ページの解説のほうがへーとか、ほーとか楽しめたかも。前にはそれすらエラそうだとむかついたものだったけど、年とって丸くなるとはこーいうことなのかもねー。

 この登場人物たちって自分なんかよりはちょっと上の世代だったけど、まわりの友人なんかはバイブル的というかお手本みたいに崇めていて、本に出てきたお店やら品物やら妄信的におっかけてる小娘友だちも結構いた(…わたしにもそーいったメタル以外の普通の友もいたのだよ)。そんな友人の1人から借りてこの本読んだときは、単に文中に出て来たってだけでそれまで結構気に入ってたポール・デイヴィスの曲まで大っ嫌いになったものだった。
 わたしも雨が降ってかったるい日には予備校の授業をさぼって、お気に入りのアラームラジオから流れてくるFENを1日部屋にこもって聴いてたことがある。ただし、そこはベッドと机だけで足の踏み場もないほど小さな物置みたいな、ウド畑そばの部屋だったけども。チャラい都会生活と縁などあるはずもなかったあたくしには、キラキラしてるばっかりで深く考えなくっても自分の気分がよければそれでよしみたいな物語の空気やら、注釈のウンチクについていけなかったしついていきたくもなかった。もしかしたら自分にないものへの無意識のうちのやっかみだったのかも。

 本編中に「クリスタル」って言葉が出てくるのはたぶん3箇所ぐらいだと思うんだけど、クリスタルな関係やら雰囲気ってなんなのか、なんだったのか再読した今もよくはわからない。だけど、言葉にできないそういう雰囲気みたいなもの、これ風にいうならアトモスフィア?にあの頃みたいな嫌悪感はなかった。たぶんノスタルジックな感覚も手伝っているのかもしれないけれど。
 その辺、続編読んだらはっきりするんでしょうかね?

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タグ : 本の話

17:34  |  本とか絵とか  |  コメント(0)

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