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2015.02.26 (Thu)

スナイパーではないけれど

American Sniper: The Autobiography of the Most Lethal Sniper in U.S. Military History

『アメリカン・スナイパー』の映画はまだ観ていないけれど(早く観たい)、映画の元になっている狙撃手クリス・カイルさんの記した「American Sniper: The Autobiography of the Most Lethal Sniper in U.S. Military History」の原書を読んでおりました。
 軍隊の用語というか略称なんかも文中で説明してくれているので結構親切。というか、おそらく分からない人間に知ってもらうことを十分意識して書かれているように感じるので、文章そのものは全体的に読みやすいと思う。
 まだ半分にも到達していないので感想みたいなものは後述するとして、カイルさんの狙撃手としての活動は脇に置き、途中つらくなった箇所が1点。彼が作戦に出る前には必ず奥さんに「自分の居場所は言えないけど、これから出動する。次いつ話せるかは分からない。だからニュースをみておいてくれ」と毎度電話していたというくだり。本人はそれでずいぶん気持ちが楽になったとあって、その気持ちは理解できないでもないけれど、それでも奥さんにしたらたまったもんじゃないよね。奥さんはダンナが戦地に出かけて実際に戦闘に出ているのを知ったとき、もう気が気じゃなくてニュースなんて見る気がしなかったっていってるのに。
 そんな風に思って読んでいてふと思い当たることがあった。
 そんな実戦に出ているような現役ではないはずなのだけれど、ツバキ時代の友人で、以前横須賀の基地に駐屯していたネイビーをしていた友人がいるのだけれど、そんな彼ともう何十年かぶりにfbで再会できたばかりのころの話。
 ある日彼が「今カブール。頭の上を爆弾が飛び交ってるけど、大丈夫だから心配しないで」と書き込んできた。わたしは彼が何をして食っているかは今もよく知らないし、ずいぶん前にネイビーを辞めたものだと思っていたから、なにかのジョークかと思ってたんだけれど、なんのことだろうとニュースを検索したら、ちょうどカブールにある大使館かどこか米の国の施設が攻撃されたというのを知って、なんでそんなところにいるの?!と職場の椅子からマジで飛び上がった。驚いたは怖ろしいは心臓がバクバクしどおしで、気が気じゃなかった。その何週間かあとに本人の元気そうな書き込みをみたときにはどれだけ安心したことか分からない。
 友人でさえそんななのに身内がそんなことになってると知ったなら、いくら兵隊の家族なら有事のときの覚悟みたいなものはそれなりにできてるのかもしれないとはいえ、やっぱり胸がつぶれそうになるくらい心配でたまらないと思うよ。

……なんてことを悶々と思いだしながら半分涙目になっていたら、やっぱ今日は花粉相当きてますよねーと同僚にいわれたんだけども。
 やっぱり平和がいちばんだよね。ちなみにその友人ももう最近は危ない地帯に出かけてる様子はまったくない。



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タグ : Life よのなか

20:21  |  ヒビつらつら  |  コメント(0)

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