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今年のツバメ

 過去に何度か書いたように、家の近所の商店街に毎年ひと組のツバメが巣を作りに来る建物がある。ツバメの寿命って大層短いそうだから同じつがいではないのだろうけれど、あそこで育ったツバメなのかなと毎年ひそかに姿を見かけるのを待っている。去年はたしか連休が明けてしばらくしてからの営巣で、もしかしてもう来なくなっちゃったんだろうかと心配していたからとても安心したのだけれど、結構巣作りに難儀していたようで気がついたらいなくなっていた。もしかして子育てできなかったんじゃないだろうか。
 そんな去年の具合だったのでどうだろうと内心心配していたのだけれど、今年はもう桜が咲きだした頃から近辺でツバメが飛んでいるなと思っていたら、4月に入って少ししたらいつもの場所にもツバメが巣作りに来ていた。

 毎年ツバメが去ると半分ぐらい崩れかけた巣がずっと次の年の春までその場に残っているんだけど、やって来るツバメはそれを土台に近所から土やら、草というか藁のようなものをどこからか調達してきて継ぎ足してへ半球形の巣を作っている。巣が作られている建物の壁自体、特にコンクリートの間とか天板が貼ってある場所ではないので、ヒナが生まれて大きく育ってくると重量に耐えきれずに落ちてしまうこともしばしば。ツバメは1シーズン2回ぐらい子育てをするらしいけれど、1度目がそうやって落ちてしまうと見かねたおそらくビルに住んでいる人が、受け箱を巣の下につけてあげたりもしているのだけれど、決して最適な環境とはいえないと思う。
 今年のツバメさんはというと、どうもうまく巣が作れないらしく、朝にはできていた形が夜には土がかなり下に落ちて底抜け状態になり、振り出しに戻てしまうのがしばらく続いている感じ。巣自体も今まで見てきたよりもずいぶん黒っぽくて、もしかしてつなぎになる草木が足りなくて土の占める割合が多いから落ちやすいのかもと推測。もしかしたらいままで草木を集めていた場所が造成されて、補強に使っていた素材がちゃんと集められないのかもしれない。なにか補強用に受け鉢でも置いてあげたいけれど、よそのお家に勝手なこともできないし。
なんとか無事に巣ができて、ヒナが孵るとよいのだけれど。という、ここのところの小さな願い。


ここにものせていた2012年夏の小ツバメちゃん。
止まっているのは巣の道路挟んで向かいに側にある串焼きやさんののぼりです。


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