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いだてん

低視聴率ばかりが取り上げられるけれど「いだてん」は欠かさずみている。
見そびれたのは1回目の放送の頭だけだろうか。
「だいたいオリンピックのネタなんて、よいしょしちゃってさ」と思ってたけれど
懸念したオリンピックバンザイニッポンバンザイのプロバガンダどころか
スポーツと共に歩んだ近現代史のドラマになっているじゃないか。
軽いのりに見えて今の世に共通するような女性の権利であったり
スポーツの精神論だったり、考えさせられるところも多い。

勘九郎くんメインの1部もよかったけれど
この前の人見絹枝さんの回はやっぱりとても沁みた。
人見さんのような運動神経はなくとも、同じように
でかい身体でよく育ったおなごとして気持ちは痛いほどわかる。
オリンピックに出かける前どんなに陸上でいい記録を出してもさげすまれ
袴姿で身を縮めていた彼女が、帰ってきて背筋を伸ばして
「しべりあ」頬張る場面には泣けた。化け物なんて呼ばれてたまるかい。

たけしの滑舌とテンション高すぎのアベサダヲにときおり退きながらも
(だから今でも時代劇のように字幕つけてみている)
なにより役者さんが皆よろしいし脚本もよい。
その、視聴率が低いなんてのも実はなにかのいんぼーなんじゃ?
と個人的には思ってるぐらいだ。
戦国時代やら幕末だけが大河ドラマかよ、というね。
この後の「前畑ガンバレ」のベルリンオリンピックは開会宣言を
ヒトラーがしちゃうような大会で、
世界はふたたび戦争の時代に突入していくわけだけれど
戦争と前後する混沌とした世相・時代がどんなふうに描かれるのか
とても興味が湧く。ますます楽しみな「いだてん」なのだ。
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