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「神様、わたしは二度と飢えません」

…などといきなりどーした?!って感じだけど、二度と飢えたりしない、というのは『風と共に去りぬ』の映画だと休息前の第1部最後の場面のスカーレットのキメセリフだ。南北戦争の最中、逃れた場所からすべてを失い故郷タラの地に戻った彼女は空腹のあまり土に植えられたままの野菜を掘り起こして夢中でかぶりつく。そしてそんな自分が惨めでひとしきり泣いたあと、すっくと立ち上がり神に誓う、のだったと思う。ずいぶん前に見たきりなのでおぼろげな記憶しかないんだけど。でも、意を決して立ち上がるヴィヴィアン・リーの力強いまなざしはとても美しかった。そういや最近午前10時で上映していたのだったな、GWTW。

 なぜそんなことをふと思い出したかといえばもうほとんど習慣のようになってしまった土曜のウツで、部屋の掃除をしながらPこのことを思い出してべそべそ泣いていたときにふと思ったのだ。
 恥ずかしいのだけど、Pちの病院にかかっていた末期に同居人の前で大泣きした、というか泣き言をこぼしたことがある。毎日1万2万、多いときで3万以上とんでいく治療費に「もうお金がない」と。泣いているわたしをPちがベッドの上からじっと見ていたのを憶えている。Pちこが家計を楽にしてくれるためになにやら考えたなんてことは普通にありえないし、思いたくもない。でも、自分は「金がない」なんてPちの前でべそをかいた。弱音というかグチを吐いて大泣きしてしまったのだ。そのことは今でも心の底からものすごく後悔しているし、苦い想いはこの先も絶対に忘れられないと思う。
 命を預かってる以上、最善を尽くしたいし努力はし続けたい、そのためにも先立つものはとても大事だ。面倒を見るこちらが倒れないような健康も、それから経済力も。いろんな考え方はあるだろけれど、自分は、今は、堅くそう信じている。半年も経たずに変わるかもしれないけれど。
 だからPちへのわたしの約束は「もう二度とお金がないなんて泣いたりしない」こと。たかが猫一匹にあほらしいと思われるかもしれないけれど、それでも小さな誓いなのだ。だって、とりあえず今後、老後の生活のためにゃ2000万は必要らしいし。それにもし次に出会ってしまうようなことがあったとしたらもっと必要になるということだよ? まあ、今から2000万なんて宝くじに当たるよう神頼みでもしなきゃ無理だろうけど、モチベーションはなんだっていいじゃないか。めざせ、スカーレット(え?)。

 でも、もし次にペットと暮らすなら、どんな手を使ってでも絶対にペット保険には入るつもりです(苦笑)。

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