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ロニー・ブレイクリー2枚

「Ronee Blakley」1972年
Ronee Blakley

1. Dues
2. Sleepin' Sickness Blues
3. Attachment
4. Down To The River
5. Gabriel
6. I Lied
7. Along The Shore
8. Fred Hampton
9. Cock O' The Walk
10. Bluebird
11. Graduation Tune

「Welcome」1975年
Welcome

1. American Beauty
2. I Was Born To Love You (Naci Para Amarte)
3. Please
4. Young Man
5. Idaho Home
6. She Lays It On The Line
7. Nobody's Bride
8. If I Saw You In The Morning
9. Tapedeck
10. Need A New Sun Rising
11. Locked Behind My True Love's Door
12. Welcome

 映画『ナッシュビル』の悲劇の歌姫バーバラ・ジーンことロニー・ブレイクリーがそれぞれ1972年と75年に発表したアルバムです。CD化されたのは去年ぐらいのようですね。
映画の内容はここでは書かないとして優れた楽曲が登場する劇中の中でも大きな見所は彼女のライブシーンで同じく女性シンガーのステージ場面の登場する作品だと『ローズ』とか『スター誕生』なんかがあげられるかと思いますが、それに匹敵する名場面だと思います。

 ロニーさんの経歴をあまり知らないので元々歌手なのか女優さんなのかはよく分からないのですが、最初に発売になった上の方の「Ronee Brakley」が72年発表ということはやっぱ元々歌の方で活躍されていた方なのかも知れませんね。それにしてもよく見つけてきたなーという感じ。こちらのアルバムから『ナッシュビル』では1.4.10.の3曲が使用されていますが劇中では1はもちろんご本人がバーバラ・ジーンの持ち歌として歌っていますけれど、4は「スモーキー・マウンテン・ローレル」という黒人女性デュオが、また10はナッシュビル出身の黒人カントリー歌手「トミー・ブラウン」が歌っています。そちらでしばらく慣れた後に本家オリジナルのこちらを聴いてみると、ちょっと軽めのカントリーという感じでしょうか。録音状態があんまりよくないのか、手持ちの盤がそうなのかよく分からないんですけれどちょっと音がくぐもり気味な気がするのと、あとはロニーさん自身もこの2,3年後になる映画撮影時より声の線が細い印象があります。べたなカントリーというよりもちょっと繊細な感じ。
追記)ライナーを読んでいたところ元々彼女はカントリー畑の出身というわけではなくて、音楽の活動拠点はLAだったようです。年代的に初期のウェストコースト・サウンドというか何となくカントリー風のメジャーどころで言えば初期のイーグルスやリンダ・ロンシュタットあたりの音にそういえば近いのかと。それらのミュージシャンとも親交があったらしくアルバムの「Bluebird」にはリンダがコーラスで参加しているのだそうです。

 2枚目の「Welcome」は発表年的にも映画の前後、たぶん直後くらいかと思うんですが、1枚目よりも堂々貫禄が付いているというか声の質感からして違います。映画の経験が相当自信になったのでしょうね。映画で使用したナンバーは5と9。全体の曲もそんなにカントリーカントリーしている感じはなく音の広がりを持った楽曲が多いです。

 彼女の出したアルバムはこの2枚だけでそれ以降は80年代半ばまで女優として活躍し一時はドイツでの仕事をきっかけにヴィム・ヴェンダースと結婚していた時期もあるようですが(その後離婚)ここ10~5年くらいは表だった活動は映画のほうでも音楽の方でもしていないようです。なんだかもったいないですね。近況をチェックしたりCDのブックレットも時間がある時に追加紹介したいものです。
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